有料GPT-4ってどうなの?無料GPT-3.5と比較してみた!

AI

いまさらながら、GPT-4の有料登録をしました。
評判は大変良いみたいなのですが、
新しい「GPT-4」と、前のバージョンである「GPT-3.5」、実際のところどう違うのか?
どのくらいバージョンアップしたのか?
色々試してみました。

GPT-4とGPT-3.5について

基本情報

GPT-3.5GPT-4
リリース時期2022年1月2023年3月
利用料金無料20ドル(3000円程度)
処理可能なテキストの長さ最大5000文字最大25000文字
情報の取得先テキストテキスト・画像
日本語対応対応対応
データ2022年1月まで2022年1月まで
利用制限無し3時間ごとに50メッセージまで

GPT-4はGPT-3.5と比べると、より正確でより自然な文章を作ることができます。
かつ長い文章にも対応しています。

また画像から情報を読み取る機能に関しては、ブログでは登場しているものの一般公開はされていません。(2023年10月現在)

また、料金はクレジットカードで支払うことができます。

 

GPT-4には利用制限がある

お金を払うことでようやく利用できるGPT-4ですが、利用には制限があります。

3時間ごとに50メッセージまで (2023年10月現在)

課金してるのに?って思われるかもしれません。
しかし2023年7月までは25メッセージまででした。
現在は緩和されて、利用しやすくなりました。
この制限は時間がたてばいずれさらに緩和されていくことと思います。

 

画像読み取りはまだできない!?

画像から情報を読み取る機能は、一般公開はされていないようです
(2023年10月現在)

来年以降に期待しましょう。

 

支払い方法は?

GPT-4を利用する際の支払い方法は、
クレジットカード及びデビットカードのみとなっています。

PayPalや電子マネー等は利用できません。

入力フォーム上部、赤〇箇所から登録を行うことができます。
また登録後は、こちらでGPT-4とGPT-3.5の切り替えを行うことができます。

 

実際の比較

様々な、どうでもいいような文書を作成してもらい、比較してみました。
分かりやすいよう簡単な命令文を使用してみました。
文章作成能力をご覧ください。

  

要約

童話「ももたろう」を要約して500文字以内の文章にしてください。

 

GPT-3.5

GPT-4

いかがでしょうか。
内容の差は見てすぐにお判りいただけると思います。
他にも、GPT-4のほうは改行もうまくされていて、全体的に読みやすい文章になりました。

 

反省文

下記内容で反省文を作ってください。
嫁に内緒で、勝手に高価な買い物をしてしまった。

 

GPT-3.5

 

GPT-4

いかがでしょうか。
パッと見てそこまで差がないように見えたでしょうか。
しかしよく読んでみると、GPT-4のほうが語彙力があり、文章としてまと待っているように感じられました。
しかし、3.5のほうは「嫁」と書いた命令文に対して反省文では、「妻」と上手く書き換えています。
偶然のようにも感じますが、これには少し感心しました。

 

料理のレシピ

豚肉とキャベツと卵を使用したレシピを1つ教えてください。

 

GPT-3.5

 

GPT-4

そこまで大きな差はないように見えます。
文章として気になる点は、3.5のほうに「marinade(漬け込む)」という箇所があることだけでしょうか。

 

創作小説

身の毛もよだつ、ホラー小説を500文字程度で書いてください。

 

GPT-3.5

 

GPT-4

創作小説を書いてもらいましたが、500文字では無理があったように思えますが、こちらは差がないように感じました。

 

まとめ

いかがでしょうか。
いくつか同じ命令で文章を作成してもらいました。
単純に結果だけをフォーカスしてみると、そこまで差がないように思えました。
しかしこの結果は短い文章かつ、複雑に命令分を作成してないことも影響しているかもしれません。

語彙や文章の構成や言い回しは圧倒的にGPT-4のほうが長けています。
記事作成など、ある程度長文を作るとなるとGPT-4は必須なのではないでしょうか。

しかしながら、単に質問に対する返事や参考程度の文章を作るのであれば、3.5で十分な気がします。

20ドルですので用途によってはその月だけでも利用してみるのは、良いかもしれません。

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